誰かのサポートのために「元気で動ける・働ける」を大切に
朝夕の風が涼しくなり秋の訪れを感じる時期となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
先日、「電気・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金」のニュースをテレビで見ました。2022年現在の住民税非課税世帯が日本の総世帯数の約27%と聞き、その数字に驚きました。新型コロナの給付金等でも支援の目安となっていましたが、どの位の世帯数が対象化まで把握しておりませんでした。
新型コロナで職を失ったり、収入が減った影響や高齢化が進んでいる事が原因かと思いますが、全国生体の約三分の一という現状に危機感を感じました。
政府が給付金を出ることは、一時しのぎでしかありませんし、国の財政を考えると将来への不安しかありません。自分の資産は自分で作り、守らなくてはならない時代だと痛感致しました。
不動産は今まで以上に身近な資産運用として求められていくと思います。不動産に携わる身として、安全で安心して取引していただけるよう、努めて参ります。
(私事ですが…)高齢化といえば私の母も今年87歳になりました。
先日北海道の実家に帰省してきました。帰省している限られた時間で家中に掃除・洗濯、食事、買い物等をします。築40年以上の古い家で家族が皆独立してしまった今は、やたら広くて朝から晩まで動き回って掃除しても時間が足りません。
お米を研いでいる後ろに母が座り、昔話や愚痴を話しているのですが、返事をするのが精いっぱいで振り返って話を聞いてあげる余裕がありませんでした。足も腰も悪い母は掃除機を動かすのはもちろんお風呂の掃除も大変な作業です。私が帰った後、少しでも母が動かなくても良いようにと思うと、やりたい事だらけで結局新幹線の時間が迫るギリギリまで動きまわり慌ただしく出発することになります。
母は移動するのに、とても時間がかかるのに、玄関まで出てきて見送ってくれました。
私の姿が見えなくなるまで手を振っている姿を見ながら、もっと話をしたかったんだろうな…と思うと後ろ髪をひかれる思いでした。プレゼントや身の回りの世話も大切ですが、もっと大事なのは話を聞いてあげる事だったのかもしれません。次回はもっと話を聞くようにしたいと思います。
そして誰かのサポートをする為にも、自分の為にも「元気で動ける・働ける」事は本当に大切だと思います。皆様におかれましてもご自愛いただき、ご健康な毎日をお過ごしください!!