ポケモンカードから芽生える投資への興味関心
皆さんの子供のころは何が流行りましたか?
私たちの世代はビックリマンチョコ(シール)が流行り、私と兄は学校が終わってから近くの駄菓子屋さんに買いに行ってはコレクションになっていくシールをみて喜んでいました。そして現在息子の世代ではポケモンカードが流行っています。まだ幼いころは単純にポケモンのキャラクターを集めて喜んでいましたが、今は目的が違います。レアなカードは、その世界では高く値段が付き売買されるんです!具体的に申し上げますと、入手困難なカードは抽選でなければ購入できず、倍率が25~30%(100人中30人)の当選です。
お盆に田舎に帰った時に、田舎なら簡単に手に入るだろうと思い、お店に行きましたが売ってなく、4件回りやっと一箱手に入れることが出来ました。そして、なんと!一枚レアなカードが入っていました!
買値は83,000円です!ショップ売値は189,000円でした。息子は売るか売らないか、高値での売り時は今なのか?まるで投資家のように考えています。兄と私が集めていたビックリマンシールは当時は価値がある物になると考えなかった私たち…大人になってから査定に行きましたが品質管理ができてなかったため、高額での査定額が出ませんでした。2人で後悔した思い出があります。
価値が上がると知っていれば、それなりに行動していたのかもしれません。これも投資の一環なんだと勉強になっています。息子には人生のいい経験と思い、情報収集など経験させ売り時を考えさせたいと思っています!
そんな出来事があり、株や投資、将来を見据えた資産形成について話す機会になりました。
以前に比べ、株、投資などは若い人でも当たり前の世の中になりました。Youtubeでもよく見かけます。金融庁の高校生向けの動画やテキストなどではライフプランニング、使う、貯める、増やす、蓄える、備える事について公開しています。
高校では2022年の家庭科の授業で金融経済教育が本格化したと聞きました。外国では小学生から始まっている国もあります。日本人は投資より貯金を好む傾向がありますが、低金利が続いている為もあり預貯金だけでは老後資金は確保できない見込みです。
世界の経済状況も安定していない今だからこそ個人での資産形成は本格的に必要な世の中になりました。その教育を若い時からやっていく事、必要不可欠な時代です。