突然ですが、私の自慢の母について話をさせてください！
私は中学生の頃、両親が離婚し今は母と兄、私の３人家族です。
母は私が小学生の頃は事務職の仕事をしており、決まった時間に帰り、帰宅後は食事掃除等の家事に明け暮れる毎日でした。小学生まで家に帰れば母がいてくれるのが当たり前でしたが、子供の手が離れたらやりたいと思っていた仕事があったようです。それは、ネイルサロンやマッサージなど美容系の仕事で、自分のお店を出すことが夢だったそうです。離婚するまでは父や私たちの為に合わせることを優先にしていたんだと後になってわかりました。
母は父親と離婚したことを機に自分の生きたい人生を進もうと決意し、
毎晩、毎休みを利用してネイリストの資格やメイクアップの猛勉強をして資格をたくさん取ったそうです。ネイリストの仕事を経験した後、チェーン店の「re.ra.ku」でマッサージ師として仕事を始めました。「re.ra.ku」の中で約1200人が参加するリラクチャンピオンシップという技能や接客のコンテストで7位に表彰され、自慢げにメダルを首にかけながら帰ってきた日を今でも覚えております（笑）

現在はそのお店を退職し、念願だったマッサージのお店を自分でOPENさせました！
母のお客様に食事に連れて行ってもらったことがあるのですが、「１週間に１回河野さん（私の母）のマッサージを受けることが唯一の楽しみなんだよ」と仰ってくれ、自分のこと以上に嬉しくなり、顔がほころんでしまいました。
正直子供の頃、家がシングルマザーという事に少しネガティブな気持ちを持っていました。ですが、元気に仕事と趣味に没頭したくさんの方に愛されている母の姿を見て、少しでもそんな気持ちを持っていた自分が恥ずかしくなりました。自分の足で道を切り開いていく事を教えてくれた母。社会人になった今、今まで以上に母の強さを誇りに思っています。

私は母とは違い、不動産の道を選びました。職種は違いますが、人に喜んでいただくことという点は共通しています。まだまだ未熟な私でありますが、多くの経験をし、母のように皆さまから指名して頂いて愛される営業マンになれるように頑張ります！