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勝どきザ・タワー

向日葵の種と息子から学ぶチャレンジ精神

夏の到来を思わせる様な日差しの暑い日が多くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
夜寝る際も熱くなった為、エアコンを稼働させ布団に入る時期になりました。
以前もお話ししましたが私には2人の子どもがおります。今回は、中学3年生の息子の最近の出来事について書かせていただきます。昔からモノを作ったりすることに興味があった息子は科学部です。科学部なので実験は勿論ですが、ちょっと面白いものを作ったりするのでとても充実感があるそうです。
1年生の頃の科学部の活動で向日葵を育てました。
皆さんは『はるかのひまわり』というヒマワリの種はご存じですか?

阪神淡路大震災の時に咲いた向日葵で、はるかちゃんという女の子にまつわる向日葵です。
向日葵の種と共に災害の悲惨さと命の尊さを再考するという事を繋いでいく活動で、はるかちゃんと思って、ご両親が始めたのですが今では全国各地で広がっているとのことです。

そんな背景を聞いた息子は「必ず咲かせないと!」と使命感を覚え、花が咲くまで頻繁に様子を見に足を運び、水やり係を自ら引き受けて世話しておりました。
そして、自分の背を超えて高く大輪の向日葵が咲いたことを満足げに話してきたことを覚えています。

次の年、ベランダのプランターに種を蒔きましたが、残念な事にベランダでは大きく育たせることが出来ませんでした。採れた種を私の実家にも分けていたので実家の父と母は庭に種を蒔き育て、高さは2メートルを超えて大きく育ち、いい種も採れたとのことだったので、今年はその実家の種をもらい、向日葵の栽培に再チャレンジしております。
今年は、どんな風に育っていくのか私も楽しみにしています。

受験生なので受験勉強ももちろん大切ですが、何かの想いを引き継いで繋げるということに共感できる人に育ってくれたこと、そしてまた再チャレンジする姿勢が私は一番嬉しく思いました。
仕事と子育てでバタバタと過ぎていく毎日の中、良いこともあれば辛いこともありますが、何度もチャレンジする息子を見習い。私もチャレンジ精神をもって前に進みたいと思います!